HEINKEL HE219    pauke pauke 
 
 ケッセル・パウケ(ティンパニー)地上の基地に目標を視認したことを伝える隠語。
HE219の戦法で一番多かったのは目標下部に接近しシュレーゲ・ムジークで攻撃したのだが、敵の爆撃機クルー達は当然きずいていない。
突然下方から砲撃を受け何が起こったのかわからないまま夜の闇に散っていった、被弾したが運良く生きて帰れた爆撃機クルーもどうやって攻撃
されたのかわからなかった。前述のシュナウファーが幽霊とあだ名されたわけだよね^^;
 シュレーゲ・ムジークの続き
戦争中音楽好きなドイツの若者達はこっそりラジオにかじりつきBBCでベーニー・グッドマンやグレン・ミラーそして新しいビバップと呼ばれるチャーリーパーカーやら
を夢中で聞いて心躍らせていたのだろう(敵放送傍受ということで犯罪ですが・・)
フォッケ・ウルフ迎撃隊では主人公達は最初お行儀のよいジャズを基地で演奏しているが(トランペットのソロはジャズ的すぎるので弱音器を付ける、テナーサックスは
きちんと足に挟む、ソロで立つのは禁止、アドリブはメロディがわかる範囲まで)熱がはいりギャラリーがのりまくり盛り上がると調子にのってBBCで聞いた最新のジャズ
を演奏してしまい敵放送傍受がばれて窮地に追い込まれるというお話。
 ドイツのパイロットはシュレーゲ・ムジークと名付けた斜め銃でイギリスの重爆を屠った、なんだか夜の闇の中でドイツ野郎とブリテン娘が死のスイングしてるみたいだな
と妄想してみる。そのうち擬人化してみるかw